トラックドライバーは運転する車の大きさによって必要になる免許が変わる!

ポイントは車両総重量

トラックドライバーの運転免許には、大きく分けて普通免許・準中型免許・中型免許・大型免許の4種類があります。これらの免許は車の大きさによってどの免許が必要になるのか異なっているのですが、そのポイントとなるのがそれぞれの免許で運転できる車の車両総重量と最大積載量です。車両総重量とは車輛自体の重さ+最大限に積んだ貨物の重さ+定員ギリギリまで乗車した人間の重さの合計のことを指します。最大積載量は名前の通り、最大限に積んだ貨物の重さのことを指します。

この車両総重量と最大積載量によってトラックドライバーに必要とされる免許が4つに区分されているため、自分がどの車両総重量の車を運転するのか理解して運転免許を取得しなければいけません。

実際の運転免許による区分について

では実際に4つに区分された運転免許でどの程度の大きさの車を運転できるのかというと、まず普通免許であれば車両総重量が3.5トン未満・最大積載量が2トン未満の車を運転することができます。そして準中型免許の場合は、車両総重量が7.5トン未満・最大積載量が4.5トン未満とされており、中型免許であれば車両総重量が11トン未満・最大積載量は6.5トン未満までの車であれば運転可能です。大型免許は中型免許以上の重さや大きさのトラックを運転する際に必要となるため、かなり大型のトラックを運転する際に用いられています。

ちなみに一般的な中型のトラックである4トントラックの場合、車両の重さによって準中型免許でいいものもあれば中型免許でなければいけないものもあるので注意が必要です。